一般社団法人 小村寿太郎侯東京奉賛会

 11月2日(土)から12月1日(日)まで日南市飫肥の「小村寿太郎記念館」にて、小村寿太郎侯奉賛会(日南市)と外務省との共同開催による『小村寿太郎とポーツマス条約展』が開催されます。

 外交史料館より門外不出の3点は、外交史料館でしか閲覧できない貴重な資料でもあり、館外での初めてのお披露目となります。

 

  1. 日露講和条約締結(調印書)の原本
  2. 露講和条約・ロシア側批准書の原本
  3. 1904(明治37)年25日発、小村外相より栗野駐露公使宛ての電報。(小村侯のサイン入り)

 内容は、いよいよロシアとの戦争を決断した日本が、ロシアと国交を断絶するため、栗野公使にロシアへ断交通告を提出するよう命じた電報です。断交通告の後、公使館の館員はドイツへ引き揚げるよう指示があり、小村大臣の用意周到な配慮が伺えます。

 

 また、この展示会を記念して、11月23日(土)に外務省・外交史料館の日本外交文書編纂室室長であり、外交公文書編纂官でもある冨塚一彦氏の基調講演が小村寿太郎記念館で13時30分より15時まで行なわれます。

 演題は「外交史料にみる小村寿太郎・外交活動とその功績」となっております 。

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