一般社団法人 小村寿太郎侯東京奉賛会

 9月5日は今からさかのぼる119年前、1905年の今日、ポーツマス条約が、アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトの斡旋によって、日本とロシアの間で結ばれました。日露講和条約とも称します。
 アメリカ・ニューハンプシャー州ポーツマス近郊のポーツマス海軍造船所において、日本全権小村寿太郎とロシア全権セルゲイ・ウィッテの間で調印されました。条約の内容は、ロシアは日本に対して一切の賠償金を支払わず、領土については、日本軍が占領していたサハリン島のうち南半分を日本の領土とし、ロシアが有していた中国東北部の権益は日本に譲渡されました。ただ賠償金条項がなかったことから日本の民衆の中に日比谷焼き討ち事件という反対運動が起こったというものでした。

 残暑の強い中、一時間前に集合し、草の生い茂るお墓を参加者10名で掃除をし、締結時の15時47分に全員で「つよし学園」の皆さん製作の土鈴を秋空に向かい高らかに強く打ち鳴らしました。世界の平和を望むのみです。

 またこの日は日南市小村記念館ともズームでお互いに行いました。

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